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フアン・カルロス・バウムガルトナーはメキシコ国立自治大学建築学部で学んだ。 その後、UNAM建築学部でインテリア・デザインのディプロマを取得、カリフォルニア州バークレー大学で美術史を学び、ミラノのドムス・アカデミーで工業デザインの大学院を修了した。

建築家バウムガートナーは、国際的な建築事務所SPACEの設立パートナーであり、設立以来現在に至るまで、シカゴを拠点とするスペース・インターナショナルのデザイン・ディレクターを務めている。 スペースは創業以来、すべてのプロジェクトに持続可能なアプローチで取り組み、環境に配慮してきた。 2004年には、雑誌『obras』によって、メキシコで最も有望な建築家10人に選ばれた。 2006年10月には、メキシコ・インテリアデザイナー協会と国際インテリアアーキテクト連盟から、インテリアデザインにおける15年のキャリアに対して贈られる優秀デザイン賞を、2007年には、同じくメキシコ・インテリアデザイナー協会と国際インテリアアーキテクト連盟から、「グリーンデザインの推進者」賞を受賞した。 2008年、メキシコのSPACEオフィスの設計でAMDI最優秀サステナブル・プロジェクト賞を受賞。 同プロジェクトでメキシコ・インテリアデザイナー協会最優秀サステナブル・プロジェクト賞、国際インテリア建築ビエンナーレ功労金賞を受賞。

彼の作品は、『アーキテクチュラル・ダイジェスト』誌が主催する企業インテリア・デザイン部門で「アイコンズ・オブ・デザイン」賞を受賞した。 建築家バウムガートナーは現在、国際コンペの結果としてのカタールでの複合施設開発、インドでのいくつかの設計コンペ、プエルトリコでの2つのプロジェクトなど、国際的に持続可能なプロジェクトに取り組んでおり、ドバイに事務所を開設中である。

スペースが最近手がけたプロジェクトのひとつが、LEEDゴールドレベル事前認証を受けた高性能サステナブルタワー「EFIZIA」だ。 この最後のプロジェクトは、フランス・カンヌで開催された国際コンペティション「MIPIM Future Project Awards 2009」の結果、今年のトールビルディング・ベスト3に選ばれた。

建築家のバウムガルトナーは最近、メキシコで初めて持続可能な建築の推進に焦点を当てた財団であるCAD財団の理事に任命された。 建築家バウムガルトナーは毎年ドイツで開催される「リビング・アーキテクチャー」会議に参加し、持続可能なデザインの理論と実践について議論している。また、SPACEとともにマサチューセッツ工科大学(MIT)で「未来のオフィス」ワークショップを開催している。